臨終からの流れ
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一般的な葬儀の流れをご紹介いたします。
(※地域や宗教などで異なる点があります。)
1.ご臨終
◆葬儀社への連絡
医師から臨終を告げられたら、まず葬儀社に連絡します。
事前に葬儀社を決めておくのがよいでしょう。
◆安置・枕飾り
葬儀社がお迎えに来たら斎場か自宅に安置します。
葬儀社が枕飾りの準備を終えたら家族で順次線香をあげます。
◆枕経
お寺に連絡し、枕経をお願いします。
この際に、通夜・葬儀の日程もお寺と相談します。
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2.準備
◆連絡
親戚・身内への連絡をします。
◆打ち合わせ
故人様を中心に残された家族の想いを一緒に相談しながら決めていきます。
◆納棺の儀
納棺は遺族や親族を中心に行います。納棺に先立ち、ご希望によっては、「湯灌」を行います。
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3.通夜
◆通夜
本来は近親者が集い、夜通し故人を守ることを意味します。
最近では勤務先等の関係から葬儀よりも通夜に弔問される方が多く見受けられます。
◆通夜ぶるまい
通夜式後に精進料理をふるまいます。
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4.葬儀・告別式
◆お斎
葬儀当日の朝に親族でお別れのお膳をいただきます。
◆葬儀・告別式
告別式・通夜は友引に行わないのが通例となっております。
◆お別れの儀
お棺の中にお花を供え、故人と最後のお別れをした後、火葬場へ出棺します。
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5. 火葬
◆火葬
火葬場に着くと、棺は火葬炉前に安置されます。
その間、参列者は控室で待つことになり、火葬が終わると、参列者全員で「骨揚げ」と呼ばれる
拾骨の儀式を行います。
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6. 帰骨
◆還骨法要
火葬場から帰ると死の穢れを清める意味で水を手にかけ、塩を肩や胸に軽くふりかけます。
これが「清めの儀式」です。(浄土真宗は「清めの儀式」を行わない。)
清めが終えると遺骨を迎える供養の儀式が行われます。
最近では、繰り上げ初七日を行う場合が多くなってきました。
◆精進落とし
還骨法要の後、葬儀でお世話になった人への労をねぎらう気持ちをこめて宴席を開きます。
◆帰骨
精進落としが終わり、自宅に帰り葬儀社が用意したあと飾りに忌明けの「四十九日」まで遺影
・位牌・遺骨を安置します。
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7. 葬儀後
◆満中陰法要
忌明けには、忌明け法要を行ないます。あらかじめ日取りを決めてお寺に依頼します。また事前
に法事の会場、料理、引物などを手配します。
塗位牌はこの日までに用意して、法要のあと仏壇に納めます。
◆納骨
お墓にお骨を納める時期は四十九日(満中陰)の法要と併せて行うことが多く、これまでの期間
は自宅の後祭壇に安置します。
また満中陰法要の時以外にも、初盆や一周忌の法要に併せて行う場合もあります。